文字サイズの変更
English
  • リンク
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • HOME

日本足の外科学会とは

理事長からの挨拶

獨協医科大学越谷病院整形外科 大関覚

2015年10月に、日本足の外科学会の第3代理事長に就任しました大関覚です。初代理事長高倉義典先生、第2代理事長木下光雄先生のご功績を引き継げることを、大変光栄に存じます。身に余る重責ではありますが、本学会の発展のため懸命に努力させていただきます。

医学は、“幸福に生きる”という基本的人権を守り、病める人々を助けるための学問ですが、整形外科は人の行動する“喜び”を助ける素晴らしい医学です。特に「足の外科学」は、人間の「歩く」「走る」と言う機能を支える科学です。足の機能とその障害は複雑で、まだまだ解明されていないことがたくさんあり、治療法も日々進化を続けています。その最先端を切り拓くのが「足の外科学会」の使命です。

日本足の外科学会は,1976年6月に「日本足の外科研究会」として発足しました。研究会発足当初の議論の中心は小児3大疾患と言われた「先天性内反足」でしたが、学会の成長とともに討議されるテーマも拡大し、外反母趾や扁平足障害などの足部疾患、足関節外側靱帯損傷や距骨骨軟骨傷害などのスポーツ障害、骨折や骨髄炎、変形性足関節症など多岐に渡るようになって参りました。研究会は1991年に日本足の外科学会となり、学会機構も、2009年から理事制として評議機構を充実させ、現在は1600名を超える会員を擁するまでに成りました。

学会活動としては、年次学術集会開催の他に、若い整形外科医の共通の知識基盤を確立するため教育研修委員会による夏の「教育研修会」や、冬の「機能解剖セミナー」など他学会に先駆けて取り組んで参りました。また、足の外科医の少ない地方には学会が進んで講演会の開催を働きかけて参りました。学術的活動では、治療成績の評価法やその妥当性の検証を診断・評価等基準委員会が精力的に行い国際的に高く評価されています。足に関する学術用語の統一を用語委員会が、外反母趾の診療ガイドラインの編纂を診療ガイドライン委員会が行い、国内の学術的基盤を強固にしてくれています。編集委員会は高いレベルの学会誌の発行を続けています。学術研究委員会は多施設共同研究を企画し、国際委員会はトラベリングフェロー交流を支援することで、大学の垣根を越えた若手会員の活躍を支援しています。また、スポーツ委員会は他のスポーツ関連学会と協力して足部治療の向上に取り組んでいます。国の専門医認定制度が2017年から大きく変わりますが、専門医委員会と制度基盤委員会が迅速に対応してくれています。広報・渉外委員会ではホームページの更新だけでなく、患者さん向けの疾患ガイドの作成に尽力してくれています。日本足の外科学会は2015年に外保連に加盟し、足の治療が正当に評価されるように社会保険委員会が活動を開始致しました。これらの広範な活動を支えているのが、庶務・会計委員会と事務局です。たくさんの委員会と委員の努力で、私たちの学会は着実な前進を続けています。

国際的学会活動として、初代理事長の高倉義典先生(奈良県立医科大学名誉教授)が果たした役割は、極めて大きなものがあります。1993年にアジア足の外科学会を設立され、1999年に京都で、CIP(Congrès du Collège International de Médecine Chirurugie Pied)と米国足の外科学会(AOFAS : American Orthopaedic Foot and Ankle Society)とともに、国際足の外科学会(IFFAS)を設立しました。サンフランシスコ、ナポリ、サウペ(ブラジル)と3年ごとに開催され、2011年には奈良で第4回IFFASが開かれる予定でした。残念ながら東北大震災のためWeb上での学会となりましたが、第5回はシカゴで開催され、次回は2017年にリスボンで開催が予定されています。また、今年2016年には奈良でアジア足の外科学会が予定されています。日本足の外科学会は、韓国、台湾などアジア各国や、スペインなど非英語圏の海外学会ともますます交流を深めていきたいと思います。

足の外科への関心は、整形外科外科医のみではなく、糖尿病治療に関わる内科医や、爪の変形に関心のある皮膚科や形成外科、フットケアに関わる看護師など多くの分野に広がっています。手術手技でも、足部専用に開発されたデバイスや、関節鏡視下手術が発展して、若い世代が次々に加わって参りました。この若い力を更に支援して、世界をリードしていける学会に成長して行きたいと思います。皆様のより一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

PAGE TOP
日本足の外科学会 E-mail:info@jssf.jp
  • プライバシーポリシー